愛の世界で生きている

できるのなら


ココロの　ごてごてを


いま　そばに　置いて


悲しみや　憎しみ　苦しみ


重たい　ね


とりあえず　足元に


置いて


静かな　こころを


感じよう　か


目を閉じて　ね


心臓の　音の


優しい　リズム


鼻から　出される


かすかな


空気の　揺れる


息


部屋の　中に広がる


時計の　秒針　が


何も　ない


空気の　なかを


動いてる


聞こえる　ね


耳を　澄ます


こころの　ごてごて


消えている


過去は　


ただの　ごてごて


ごてごてを　放す　方法を


忘れちゃった


だけの　こと


ごてごては　もう　ここには


無い　と


知れば


いいだけの　こと


ごてごては　


すでに


消えている